オゾンには菌の細胞膜を瞬時に破壊して死滅させる効果があります。 黄色ブドウ球菌、大腸菌、白癬菌に自動車専用オゾン脱臭機CS550Mで作られたオゾンを当てたところ、菌の死滅が確認されました。
試験機関:株式会社信濃公害研究所

〔試験方法〕
■殺菌対象菌
 ・黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
   使用培地:マンニット食塩加卵黄培地
 ・大腸菌(Escherichia coli)
   使用培地:EMB培地
   ・白癬菌(Trichophyton mentagrophytes)
   使用培地:ポテトデキストロース寒天培地
■菌の殺菌評価方法
  上記の標準菌株を概ね200~300個/シャーレになるように調整した溶液をシャーレ
    に塗抹し、CS550Mを30分間運転させ、残存する菌数を測定した。
■対象菌の培養
  上記内容で試験終了後に、黄色ブドウ球菌については36℃・48時間、大腸菌については
 36℃・24時間、白癬菌については20℃・7日間培養しコロニー数をカウントした。
 また、オゾン殺菌しないシャーレも同様に培養して比較対象とした。
(このシャーレを殺菌前とした。)