自動車専用オゾン脱臭機CS550Mを用いて、車内に充満させたタバコのニオイに対する脱臭効果を検証しました。

■ 実験の目的と背景

タバコのニオイは非常にしつこく、通常の芳香剤や換気だけでは除去が困難です。特に車内や室内など閉鎖空間では、壁面やシートにニオイが染み付き、長時間残留することがあります。
そこで本実験では、オゾンによる科学的な脱臭効果を検証しました。


〔試験概要〕
  使用機種: 自動車専用オゾン脱臭機 CS550M
   使用車: トヨタ カローラフィールダー
   測定器: 新コスモス電機株式会社XP-329

〔試験方法〕
 1. 密閉した車内にてタバコの煙を充満させて、ニオイセンサXP-329の数値が650前後になるまで待つ。
  ※タバコに火をつける前のセンサの数値は200
 2. センサの数値が650前後に達したらタバコを車外に出し、エアコンを作動させて、
  オゾン脱臭機CS550Mを作動させる。稼働方法は通常の使用方法と同じ条件で実施。
 3. 30秒おきにセンサの数値を確認する。測定は10分間行い、この間は車の窓やドアを
  開けずに密閉に近い状態で行う。測定終了後、ドアを開けて換気する。

臭気測定器設置箇所
臭気測定器
タバコの煙発生箇所